INTERVIEW

タクシー乗務員:正社員

Setsuo Hazama

2008年入社

自動車の整備学校を卒業後、大手石油会社に入社。整備士としての経験を経て、デベロッパー業界に転職。マンションや戸建て住宅などの不動産を販売する営業としての経験を積み、タクシー乗務員に転身。乗務歴10年以上のキャリアを持ち、予約のお客様も多いベテラン乗務員。

売上の目標金額を設定し、
自分のペースで稼げるのが魅力。

SCHEDULE

  • 6:00 出勤。
    点呼・アルコールチェック、
    車の清掃をして、出庫。
  • 6:10 毎朝、ご利用いただくお客様を
    ご自宅から会社へ送迎。
  • 6:30 大阪市内で営業した後、駅待ち。
  • 12:00 休憩。喫茶店や食堂で昼食。
  • 13:00 大阪市内で営業。
  • 17:00 会社に戻る。
    点呼をして、退勤。
INTERVIEW

営業職で培った土地勘を活かし、
タクシードライバーの道へ。

タクシー業界に転職したきっかけは、昔から車に興味があり、運転が好きだったということもありますが、転職する際に、これまでの経験を活かしたいと考えました。前職は不動産の営業をしていて、大阪市内の地理はほとんど頭に入っていたので、土地勘が活かせる仕事として選んだのが、タクシードライバーの仕事です。
この会社を選んだのは、自宅が近く、会社の前を通っていて親しみがあったということも理由の一つです。実は、ほかにも面接に行こうと思っていたのですが、面接をしていただいた際、「明日から来てください」と即決でお返事をいただきました。所長が同乗して運転技術を見ていただき、地理的なことを聞かれてもほぼ答えることができたということもありますが、すんなり受け入れていただけたことがうれしくて、幸福交通でお世話になることに決めました。

INTERVIEW

日々、利用してくださる常連のお客様を大切に。
新たなお客様との出会いも楽しんでいます。

今は朝6時から夕方17時頃までの日勤で乗務しています。ありがたいことに、毎朝6時10分に利用してくださるお客様がおられるので、朝は出庫すると、まっすぐにそのお客様のもとへ向かいます。ある会社の役員の方で、偶然、乗っていただいた際、色々とお話をさせていただくうちに「毎朝、迎えに来てくれませんか」と言ってくださったので、それ以降、毎日、ご自宅までお迎えにあがり、会社までお送りしています。
そのお客様をお送りした後は、大阪市内で営業をしてから、会社の近くに戻り、駅待ちをします。朝の通勤時間帯は顔見知りのお客様も多く、そのパターンを頭に入れて動くことで、安定した売上につながっています。午後からは再び大阪市内に出るのですが、正直なところ、売上が全く読めません。毎日、違う流れになりますが、日々、新たなお客様との出会いがあり、色々な場所に行けることを楽しんでいます。

INTERVIEW

道がわからなければ、素直に聞くこと。
がむしゃらに頑張りすぎないこと。

心がけているのは、道がわからないときは、お客様に素直にお聞きするようにしています。「何区」まではわかっても「何丁目」までは頭に入っていないことも多いので、「ご自宅の近くまで行った際は道案内をしていただけますか?」とお客様にお願いしています。また、大阪は似たような地名が多く、例えば「瓦屋町」と「瓦町」など一文字違っただけでも全く違う場所になるので、地名は特に慎重に確認するようにしています。
日々の乗務は、基本的には夕方17時頃には会社に戻るようにしていますが、もう少し売上を上げたいと思ったときは、18時19時まで走ることもあります。逆に1日の売上が目標金額に達したときは、17時より少し早くても会社に戻ります。昔は売上が達成したあとも、がむしゃらに頑張る時期がありましたが、毎日のことなのでムリをせず、目標の金額をコンスタントにあげることを信条としています。

INTERVIEW

ふとした出会いから始まる、
かけがえのないお客様とのご縁。

お客様のなかには、6年近くお付き合いのある方もいます。80代のご婦人で、無線を取ったときに偶然近くを通りかかり、お迎えに行ったのが最初の出会いです。何度かお迎えにあがり、お話をするようになったある日、「岡山の病院に姉が入院しているので、連れて行ってほしいのだけれど…」と頼まれました。ほかのタクシー会社では遠方だという理由で断られたそうですが、「間くん、行ってくれませんか?」とお願いされたので「喜んで行かせていただきます」とお受けしました。岡山へ行く日は一日貸し切りのような形でお供をして、車中でも色々な話に花が咲きます。その方が一番古いお付き合いになる、私の大切なお客様です。

INTERVIEW

売上を上げるほど、
歩合が上がることも大きなやりがいに。

職場の雰囲気は、仕事をしているときは一人ですが、組合ではみんなでゴルフに行ったり、食事に行くこともよくあります。年に一度はボーリング大会を開催したり、次回は温泉に行く計画も立てています。同じ会社で働いているのに、顔を合わせても名前がわからないということがないように、横のつながりを大切にしています。
全く違う業界から転職して10年。何より働きやすいと感じるのは、時間の融通が利く点です。出勤時間は朝6時、7時、8時のどの時間を選ぶかは、自分で決めることができます。目標の金額を達成していれば、帰ってくる時間も会社は個人に任せてくれます。サラリーマンのように朝9時から夕方17時まできっちり働かないといけないということがなく、売上を上げれば上げるほど、歩合が上がっていくことも大きなやりがいにつながっています。

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