INTERVIEW

タクシー乗務員:正社員

Hiroyuki Kizima

2017年入社

学校卒業後、調理師や接客業、WEBライターなど様々な職業を経験した後、子どもの頃から憧れていたタクシードライバーの道へ。プライベートではロックバンドのボーカルとしてライブ活動を行うなど、多彩な才能を発揮。困っている方やお年寄りをサポートできる乗務員を目指している。

タクシーを本当に必要とされる方の
助けになれる乗務員になりたい。

SCHEDULE

  • 7:30 出勤。
    車の清掃、点検・
    アルコールチェック、朝礼。
  • 8:00 出庫。
    北摂方面で営業。
  • 12:00 休憩。
  • 13:00 北摂方面で営業。
  • 19:00 会社に戻る。
    点呼をして、退勤。
INTERVIEW

温かな雰囲気と、シフトの融通が
利く点に惹かれ、幸福交通へ。

タクシードライバーになりたいと思ったのは、小学生のときです。私が生まれ育った奄美大島は電車が通っておらず、バスも1時間に1本だけ。そんなときに自分たちを運んでくれたのがタクシーです。幼な心にタクシーに乗せてもらえることは特別なできごとで、うれしい想い出としてずっと心の片隅に残っていました。いつか自分もタクシーのハンドルを握りたいという思いがずっとあり、タクシードライバーの道に進んだのは2カ月前です。
タクシー会社を選ぶ際は、ホームページなどを見てかなり調べたのですが、そのなかでも幸福交通はホームページに書かれていた言葉が魅力的で、温かな会社の雰囲気と、シフトの融通が利く点に惹かれて入社を決意しました。

INTERVIEW

研修では、責任の重さを実感。
懇切丁寧な指導を受けました。

入社してすぐは1週間ほど教習所に通い、二種免許を取得しました。一般車を運転するときと違うのは、自分だけではなく、お客様の命もお預かりしているという責任の重さです。技術的な面では、お客様が手を挙げられた際、すぐに安全に確実に止まれるようにすることがプライベートで乗っているのとはまったく違う感覚で、最初は難しいと感じました。ほかにも営業所では、タクシーの基本的な運転技術を始め、お客様との話し方や配慮する点など接遇に重きを置いた研修があり、かなり細かく教わりました。指導員はベテランの女性の方で、懇切丁寧に思いやりのある教え方で、もう一人の同期と一緒に楽しく学ぶことができました。

INTERVIEW

ホームページに書いてあった通り、
親切な先輩に囲まれています。

営業ルートは、自分が今までにプライベートで走っていて、よく知っている土地から慣れるようにしています。この仕事をする前から、タクシーがあまり通らないところで困っておられる方をよく見かけていたので、「ここにタクシーが来ればいいな」と思ったところを重点的に回るようにしています。先輩からは「人がたくさんいる市内に行ったほうが稼げるよ」と教えていただくのですが、どうしてもそちらに気持ちがいってしまいます。実際にそういう場所を通ると、お客様は「助かりました」と言ってとても喜んでくださいます。ただ、売上的にはもうひと伸び足りないと感じるので、今後はもっと工夫していかなければと考えています。
売上を上げるコツについては、先輩方が教えてくださることもよくあります。朝礼前などに声をかけていただいて、「空港へはこうして入るといいよ」「お客様はこの辺りにいるよ」「この方面を走っているのであれば、この道がいいよ」と親切に教えてくださいます。ホームページに書いてあった通り、温かな職場だなと感じています。

INTERVIEW

もっと地理に詳しくなりたい。
地理の勉強にも力を入れています。

一番始めにお乗せしたお客様のことはよく覚えています。男性のお客様で「三休橋を渡って、備後町までお願いします」と言われたのですが、「三休橋」がわからなくて、ドキッとした記憶があります。ちょうど側乗研修中で所長が助手席に乗ってくださっていたので、すぐに教えてもらったのですが、最初は地名を覚えるのが難しいと感じることが多々ありました。
今までにお乗せして、一番印象に残っているお客様は、まだ乗り始めて間もない頃、手押し車を押しておられたご婦人です。手押し車をトランクに積みたいけれど、折りたたみ方がわからないということで、一緒に「ああでもない、こうでもない」と話しながら、たたんで乗っていただくことができました。ところが、今度は初めて行かれる病院で、住所もはっきりわからなかったので、辿り着くまでに時間がかかりました。なんとか診療時間に間に合って喜んでいただけたのですが、それ以来、もっと道に詳しくなりたいという想いがますます強まりました。今は時間があれば地図を見て、細かなところはパソコンの航空写真で確認するなど、地理の勉強にも力を入れています。

INTERVIEW

ワンメーターでも、ご利用して
いただけるお客様を大切に。

全く違う業界からこの世界に入ってきて、入社前は体力勝負かと覚悟していたのですが、車を運転している時間があまり苦にならないので、一日中走っていても意外と大丈夫かなと思っています。給与面では最低保障制度もあるので、今は全く心配なく勤務できています。目標どおりに頑張ると、歩合もしっかり付いてくることもやりがいに感じられます。
まずは日勤からスタートしたのですが、隔勤だと病院へ通われる方などもカバーできるので、2カ月ほど日勤を経験した後、少し慣れてくれば隔勤にも挑戦したいと考えています。
お客様からはよく「ワンメーターで近いのにごめんなさいね」と言われるのですが、自分自身はそれがものすごく心苦しくて、「全然そんなことないです」といつもお伝えしています。短い距離でも気軽に乗っていただきたいので、今後も距離を問わず、一人ひとりのお客様を大切にしていきたいと思っています。

一覧へ戻る