INTERVIEW

タクシー乗務員:正社員

Toshiaki Suzuki

2011年12月入社

40年近く続けた調理師を辞めて、タクシードライバーに。まったくの“素人”からイースタン交通に入社して、二種免許を取得。主に、会社からほど近い新木場駅で、仲間と助け合いながら「駅付け」営業中。自分のペースで無理なく働けるのも魅力。

未経験から、コツコツ学ぶ日々。
「仲間」にも「お客様」にも支えられて。

SCHEDULE

  • 7:00 出社。
    点呼・アルコールチェック、車の清掃などをして出庫
  • 7:15 駅前のタクシー乗り場へ。駅付け乗務開始。
  • 12:00頃 休憩後、営業再開。
    駅付け、無線による送迎業務。
    合間に都度休憩。
  • 23:00 終電後、会社帰りのお客様の送りなど。
    長距離乗務などがあると、仮眠を取ることも。
  • 2:00 帰社。
    点呼・アルコールチェック、納金などを済ませて帰宅。
INTERVIEW

「素人でも大丈夫」と励まされ、
50代で調理師から転職。

以前は、調理師として働いていました。18歳から40年近く続けていましたが、心機一転、まったく違う仕事に転職することを決めたんです。でも、いわゆるサラリーマンの経験もありませんし、事務仕事もしたことがない。年齢もネックでした。色々検討する中、イースタン交通の当時の所長さんが「素人でも大丈夫ですよ」と言ってくれたので、すぐに入社しました。

もともと叔父がタクシーの運転手をしていたので身近な職業ではあったんです。入社当時は普通免許しか持っていませんでしたので、1週間ほど合宿をして二種免許を取りました。費用は会社が出してくれました。その後、タクシーセンターで地理試験を受けたのですが、難しくて1回では通りませんでしたね。でも、会社の仲間から過去問題集を教えてもらったら、すぐに受かりました。

INTERVIEW

「駅付け」のルールも、
同業の先輩たちが教えてくれた。

今は、駅前のタクシー乗り場でお客様を待つ「駅付け」で乗務しています。最初は勝手が分からず、手探りでした。各場所、その駅なりのローカル・ルールがあって、他の法人の先輩ドライバーや個人でやっている方たちが、少しずつ、そのルールを教えてくれました。会社の枠を超えて、同じ駅を拠点にしているドライバー同士で仲間意識のようなものができてくるんです。

今日はあそこで事故があったからあの道はふさがって渋滞してるよ、とか、新しくできたあの道はこういうルートで近道に使えるよ、とか。あるいは、お客様にこう言われた時は、こうするといいよ、など。道路状況だけでなく様々な情報を交換しながら、今は助け合ってやっていますね。

INTERVIEW

社内ではリラックス。
冗談を言い合える仲間がいる。

駅付けのドライバー仲間から色々話を聞くと、「イースタン交通の良さ」についても、改めて分かる部分があるんです。他のところでは、ノルマや売り上げについてかなり強く言われることもあるようで。もちろんここでも、規定のルールや時間については厳しいですよ。でも、働き方に関しては、一人ひとりの乗務員に任せてくれている。プレッシャーのようなものを感じることがないので、気持ちは楽ですね。

会社に戻れば仲の良い仲間がいて、冗談を言い合ったりしています。ホッとリラックスできる時間です。穏やかな人が多いように感じます。無理なく自分のペースで働けるのはありがたいですよ。

INTERVIEW

世の中には色々なが人がいますが、
優しいお客様も多いですよ。

都内の大規模な再開発などで、道や建物が目まぐるしく変わっていく中、勉強不足を痛感することもあり、反省しています。それで、不案内な方面に出る時は、お客様にあらかじめそのことをお伝えしています。じゃあいいよと他の車に乗られる方もいますが、丁寧に道案内してくださる方が結構いるんです。教えていただいた時は「ありがとうございました、道を一つ覚えました」と言うと、お客様も気持ちよくお帰りになって。優しい方も多いんです。

私はあまりガツガツ行くタイプではないですが、覚えてくれているお客様から「運転手さんの顔が見えたから乗ったよ」と言われたりすると、嬉しいですね。これからも温かい気持ちで、焦らずコツコツと乗務していきたいと思っています。

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